2008年5月2日金曜日

米)4月非農業部門雇用者数

-2.0万人
予想より強い。

マイナスの数字だが、予想の-7.5万人よりも良い結果という事でドル円は急上昇。
いままでドルはずいぶん嫌われていたが、ここ何日かの相場では見直されてきている模様。
サブプライムネタで長い期間独歩安状態がつづいていたのでその反動もあるのだろうか。

時間足のチャートをみると、なかなか乗せられなかった105円台付近の抵抗を綺麗に突破した形に見える。
しかし日足や時間足のチャートを見ているぶんには感じ良く見えるのだが、収足チャートを見るといまだ下落トレンドの真っ最中だ。
やっとボリンジャーバンドの真ん中辺りに届いた所で、このまま下落トレンドが続くのであれば売り手が元気になってきそうな水準にもみえる。

サブプライム問題で急落後に何度か上昇を試しているが、大体いつも週足チャートでのボリンジャーバンドの中央線付近で反落しているようだ。
若干落ち着いてきたように見えるサブプライム問題の影響もあってか、最近は株価も堅調な展開が多いようで、今後中期的に相場がどうなって行くのか大事なポイントではないかと思う。

このまま上昇する展開で一週間を終われれば感じは良さそうだが、雇用統計が良かったのにもかかわらず反落して終わるようだと感じが悪く、まだまだ安心するには早そうだ。
個人的にはドル円は買いで参加中なのでさっさと上がってほしいんだけど。

ドルが上昇、4月米雇用統計が支援=序盤のNY外為市場(ロイター)

UPDATE1: 4月の米非農業部門雇用者数は‐2万人、減少幅は予想下回る(ロイター)

4月の米非農業部門雇用者数は‐2万人、失業率5.0%=労働省(ロイター)