2008年7月24日木曜日

今後のキウイとか

朝起きたらNZが利下げしていて驚いた。
だいぶ前からいづれ利下げする事をにおわせていたが、個人的にはもっと先の話だと思っていた。
今後の追加利下げもにおわす発言もしているので今後のキウイの動きは要チェックだ。

こういう展開になると、何年か前のキウイショックを思い出す。
確かあの時は全体的には現在ほど動きのある相場ではなく比較的穏やかな値動きの中、オセアニア通貨が暴落していった記憶がある。
暴落といってもサブプライムの時のような壊れてしまったようなパニック的なものではなく、比較的安定した下がり方?で日々安値を切り下げて行くような動きだったように記憶している。

当時FXを始めてまもなくの頃で、何をやっても今ひとつだったのだがキウイ円の売りだけはうまくいっていた。
当時から豪ドルのファンダメンタルは優秀だったと思うが、キウイと同じオセアニア通貨という事でずいぶん連れ安していたと思う。
当時から豪ドル好きだったので、ずいぶんやられたもんだ。
日々の負け分をキウイ円の売りポジションのみでカバーするという、今思えば少々どうかと思うトレードをくりかえしていた。(現在も微妙なトレードを繰り返している)

で、今後のキウイの取引の作戦は個人的に売りで考えているのだけど、以前のキウイショックの時とは状況が違う。
以前の場合は全体的に穏やかな相場の中でキウイの弱さが目立つ感じだったので解り易かったのだけど、現在は一日に何円も動く事があたりまえの荒れ相場の真っ最中だからだ。(すこし安定してきた気もするが)

今後キウイが下落していく事を予想するのはさほど難しくない展開だと思うが(外れる可能性あり)、予想が当たっていても実際に勝てなければ意味がない。
最終的に予想が当たっても日々のトレードの値動きに振り回されて結局負けていた・・何て事は良くある。

で、今回はAUDNZDを買ってみた。
理由は、キウイは今後下落すると考えているが、現在の為替相場においてはキウイの利下げは主役にはならないだろうと考えるからだ。
まあ、みんな今後利下げ気味な展開のキウイを以前ほど買いたくはないと思うのだが、現在はアメリカの住宅問題や原油相場、株や決算など相場が一方的に動く材料が多い。

今後ドルが急落した場合を考えると、ドル独歩安でNZD×USD相場も急上昇・・なんて展開も多いに考えられると思うのだ。(対円でもドル急騰などがおきれば同じ事か?)
そこでAUD×NZDの出番ではなかろうか?と考えた。

同じオセアニア通貨という事で、ドル独歩安でもドル急騰でも同じように影響を受ける事が多いので全体的な相場がパニック気味になってもさほど関係ない。・・・と思う。
しかもチャート的にも日足、週足、月足で上昇トレンド中にある(逆張り的に考えると高値圏で危ないとも考えられるが)
さらに、キウイの連れ安が怖くて他通貨で買いづらくなるかもしれない豪ドルを安心して買えるおまけ付き。(豪ドルのファンダメンタルは主要通貨の中でも一級品)

とまあ、自分はこんな感じでどの通貨に対してキウイを売るかを考えてみた。

*注意 個人の単なる相場の反省メモなので決して参考にはしない事。